火水伝文はニセモノか?

火水伝文はニセモノか?

あれはもう20年ほど前の話。

西暦2000年が近づく数年前、ノストラダムスの預言があーだこーだと言われていた時期でした。

 

火水伝文とは?

「火水伝文」という無名のデザイナーが、神がかりになって降ろしたといわれる書物があるという噂が出回りました。

まあ実際には噂というか、なにかの書籍か、雑誌か何かで「そういう本があるらしい」という記事を読んだような記憶があります。

いわゆる「日月神示」の亜流というか、続編みたいな感じですね。

 

ちなみに出回ったといっても、書籍に並んだわけではありません。

作者がポスティングして希望者のみ販売された、みたいな感じだったらしいです。

ですので、どこで入手したらよいかわからないので、当然、自分は持っていませんでした。

当時、日月神示の続編という感じの本は、長谷章宏氏の本が有名でしたので、火水伝文は知る人ぞ知る「神示本」でした。

 

火水伝文を探す旅

火水伝文という本があるという噂は聞きましたが、まったく手掛かりがつかめません。

当時の自分にはインターネットという環境がありませんでした。

というか、まだインターネットは「マニア」のみが使うツールだったのです。

でも、「そんな面白そうな本があるなら是非読みたい!」という好奇心が勝り、「デイリー an」というアルバイト情報誌の通信欄で「火水伝文を持っている人、連絡ください」と募集をかけてみたのです。

そしたら、それほどにっすもかからずに、ついにその一人を発見したのです!

 

しかい、その持ち主は妙な男で、得体のしれない雰囲気で近寄りがたい感じでした。

話を聞くと、火水伝文を読んで感銘を受け、家も家財も捨てて気の向くままに生きているとのこと。

その時その時で、思ったように生きているんだと、なんだか悟ったようなことを言っています。。。

でも「火水伝文」を持っているということで、まずは彼の話を素直に聞くことにしたのです。苦笑

そしたら、なんと、今は持ってないとのこと!?

おいおい、なんだよ、だったら、なんで連絡したんだよ!

と思っていたら、コピーは持っていますよ、とのこと。

なんでも近所の古本屋で原本を偶然手に入れたのですが、あまりに高貴なものだと思って、神社に奉納したというのです。。。

 

結局、お金目的だった・・・

では、そのコピーを頂きましょうかと思ったら、タダではあげませんとのこと。。。苦笑

1万円くらいだったか要求されました。

でも、その時は大学生でしたし、お金もなく、実際、財布は空っぽに近い状態でした。

なので、正直に「今は無い」と伝えて、「後日、銀行からお金を降ろして払うので、とりあえず、コピーをくれ」と伝えました。苦笑

そしたら、なんと!

「せめて上着くらい置いていきなよ」と、「おいはぎ」まがいの事を言い始めて、途端に機嫌が悪くなりました。

あぁ、お金目的のヤツだったか。。。

気の向くままに生きていたら、結局のところ、お金がなくなってしまったんでしょうね。。。苦笑

これはヤバイやつだ、そう思って、その日は適当な言い訳をして帰宅したのです。

別のルートで探そうと思いました。

 

火水伝文を読むタイミングじゃなかったんだろう

しかし、さらに驚いたことがありました。

無視して帰ると翌日電話がかかってきたのです。

なんと、3万円で売るから、買わないか?とのこと。

もう、あきれて何も言えず、さっさと断って電話を切りました。

そして思いました。

「きっと、この本、大したことないな。。。」と。。。

 

実際、それから数年、火水伝文を読むことはありませんでした。

そして、IT業界に入り、インターネットを普通に使うようになってからのこと。

な、な、なんと、火水伝文を、どこのだれか走りませんが、全文ネットにアップしてるではありませんか!

ネットなので、タダです。笑

おそらく、タイミングってのがあったんでしょうね。

「まだ君がこれを読むのは早いんだよ」という神様のお告げだったと思うことにしました。笑

 

火水伝文はニセモノか、ホンモノか!?

さて、内容はと言うと、確かに文体が日月神事にそっくりでした。

この文体からすれば、日月神事の続編だろうなという印象は持ちました。

とはいえ、日月神事よりも理屈っぽいというか、理論的な部分が多いので、かなり異質だなと感じました。

 

でも、そのあたりは「火水伝文」の中で説明しています。

「日月神事は経綸の書で、火水伝文は、そのワケである」と。

なるほど、「ワケ」だから理屈っぽいんだなと。苦笑

 

でも、確かにこの理屈っぽさが、人によっては、偽物だと思いたくなるのは理解できます。

実際、日月神示を世に広めた貢献者の中矢伸一氏は、「日月神事に似たものが出回ってるようですが、云々・・・」と、その信ぴょう性を自身の書籍の中で疑っています。

とはいえ、自分の場合は良いモノは取り入れるのが方針ですので、日月神示も、火水伝文も、共感する部分はどんどん自分の行動に取り入れるようにしています。

なので、日月神示と口調が似てるだけだから否定!というスタンスは取りません。

最近はもう火水伝文を読み直すことはしてませんが、気になったらまた読んでみようとは思っています。

 

とはいえ、最近は、「神人」氏の「大日月神示」に注目してますけどね。

また別の機会に書きたいと思いますが、結果として菱木信二と似たようなものがどんどん出てるのは、なんだか「おもしろい現象だな」と思ったりしています。